私が実際に妊活前に知っていればよかったと後悔していることを日記代わりに綴ります。
私の失敗談
東京では半年ほどタイミング法を試みていましたが結果は出ず、
北海道へ引っ越した後、住まいから1時間半の距離にあるそれなりに大きい婦人科へ受診し始めたのが3月末。
やっと本格的に人工授精を始められると思っていました。
しかし、新しい受診先で言われたこと
「風しん抗体がありません」
「ワクチン接種を推奨しますが、2か月避妊が必要です」
これほど自分の知識・勉強・準備不足を悔いた事があったでしょうか。
東京のクリニックでは全く指摘されなかった。
各医院の方針があるのでしょうか、
そのクリニックではスクリーニング検査の項目に入ってなかったようです。
今年5月に36歳になる私は妊娠できても完全に高齢出産の齢です。
2ヶ月、タイミング2回のチャンスを失うことが本当にショックでした。
風しんとは
風しんとは、風しんウイルスの感染により全身の発疹・発熱・首のリンパ節腫脹などを呈する病気です。
厚生省から以下のように情報提供がされています。
風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html
私自身が風疹にかかる確率はそれほど高くはないのかもしれませんが、
万が一罹ってしまったときの事を考えるととても無視はできませんでした。
高齢出産のリスクをできるだけ下げたい気持ちとの葛藤がありましたが、
結局、私はその日のうちに予防接種して帰ることを選択しました。
とにもかくにも、私には妊活のための知識と計画性が足りませんでした。
風しん抗体価検査、予防接種
予防接種はそもそも抗体価が低い人が受けます。
風疹にかかったことがない、予防接種を受けたことがない、受けたかわからないという方は抗体検査をまず受けることが必要です。
私が受診した病院の資料によると、30代〜50代の男性に風疹抗体が不十分な人が多いことがわかっているそうです。
妊娠を希望する女性だけに限らず、夫や家族も風疹にかからないように気をつけなければならないと言うことです。
そして重要なことは、予防接種は生ワクチンの接種になるため、
「女性はワクチン接種後2ヶ月避妊が必要」ということです。
一般的には、麻しん(はしか)と風しんの混合ワクチン(MRワクチンと言います)を接種することを勧められます。
麻しんも妊婦が罹ると流産や早産のリスクになります。
安く済ますには住んでる自治体で受ける
何もせず病院受診し予防接種を受けようとすると自費で受けることになってしまいますが、
風疹予防接種に関しては各自治体の助成を受けることができ、自己負担額が少なく済みます。
各自治体によって対象者や自己負担額に違いがあるようですが、
私の住む地域では「妊娠を計画している女性」と、「妊婦の夫」に対して助成しており、
抗体検査1,000円、ワクチン接種2,000円で受けることができるようでした。
私は受診先の病院が住民票がある市内ではなかったため、自費で受けることになり2倍以上の金額になってしました。
知識があって計画的にしていれば費用は少なく済んだはずでした。
妊娠計画している方、不妊治療を考えている方はこれからお金がどんどんかかることになるはずです。
皆さんが、私のような無駄な出費がなく済みますように。